令和の青

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2017年08月03日

アンカーなら絵本専門士さんに!

アンカーなら絵本専門士さんに!

ひさしぶりの更新になってしまいました。
次の本の〆切も迫って来ており、いっぱしの作家気分を味わっているこの頃です。

さてさて先日の7月29日(土)に、長野県の絵本美術館「森のおうち」にて人生初、トークショーのしゃべる側として参加をしてきました。

そのあと恐れ多くもサイン会などをしたりして...誰かにサインを求められることなんて、宅急便のお兄さんか白バイの恐い方しかなかったのでドキドキしました。

そしてお名前を間違えるという、恐れていたことをやっちまいました。

...謎の文字を発明してしまったり、晶子さんの【晶】を、仲良しの昌平くんの【昌】にしてしまったり。 その度に伊勢さんが絵のなかで、足りない【日】をもってきてくれたり、写真のようにユーモアでゴマカしてくれたりと、レスキューにきてくれました。しかしほんとに字が下手、恥ずかしい。お習字教室に通うことを真剣に検討しています、ごめんなさい...

アンカーなら絵本専門士さんに!
アンカーなら絵本専門士さんに!

今回のトークショーには、独立行政法人 国立青少年教育振興機構なるお堅い名前の機関が創設している【絵本専門士】の方が30人ちかくもいらしてくれました。
僕は2014年の1月に、この絵本専門士という資格を立ち上げする際のシンポジウムを聞きに行っていたこともあり、実際に資格を有した皆さんが来てくれたことはほんとうに嬉しかったです。

絵本専門士のみなさんは、ご丁寧に「1期生の◯◯です、3期生の△△です...」と丁寧に僕にまで自己紹介してくださいましたが、中学生とかと違ってみんな大人だから、何期生か覚えられなーい(笑)そして大人の修学旅行ってかんじでなんだか楽しそう、羨ましい♪

話が脱線しちゃいました。
今回「ねぇ、しってる?」という絵本を作るなかで、僕の頭のなかで生まれたストーリーが、伊勢さんによって絵となり、それが編集者によってまとめられ、装丁家の手で美しいページとなり、印刷所の方の...と、全部書いたらたいへんなことになってしまいますが、壮大なリレーを経て作られていることを身をもって体感しました。

そんな自分にとって、そうした子どもたちへと絵本を届ける壮大なリレーの、いわばアンカーを務める方々が、絵本と子どもたちの成長に強い情熱を持った方々と知り、感激しました。

時間はかかっても、きっとこうした草の根ムーブメントが、子どもたちの未来で花開くと信じてます。
しっかしみなさんパワフル、なんとも頼もしいアンカーだったなぁ...

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