令和の青

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2017年09月05日

思い立ったらその足で

思い立ったらその足で

先週末の土曜、思い立って初めてひとりで新幹線に乗った。

その日、東京駅で、新卒で勤めた会社時代の同期で、現在は福井県に住む亀ちゃんを出迎えた僕は、いっしょにランチを取るために、いったん東京駅の外に出る。

自動改札を通るとき、僕の前を歩く亀ちゃんが名前の通り、亀のスピードになって、切符が吸い込まれた先に不安げに手をのばしているのに気づき「駅の外に出るのに、もう切符が出てくるわけないだろ!」と心のなかでちょっと笑った。

新幹線で来た彼女は、おそらく2つの改札を通り、1つ目の改札では指定席券だけが回収されたはずなのだ。たしかにちょっとややこしい。

その後、亀ちゃんや同期たちとのなん年ぶりかのランチを終えた僕は、予定よりけっこう長く東京駅で過ごしてしまったことに気づき、次の目的地の熱海まで新幹線で行くことにする。

新幹線のなかで、飛ぶように流れて行く景色を眺めながら
「出先で新幹線に乗ることを決め、その十数分後にはこうして実際、新幹線に揺られている」という事実に、心が高まっている自分に気づく。

その度に「たいしたことない」と心でつぶやきながら、カメラのシャッターを切りまくった。
そうこうしているうち、あっという間に熱海。最後も見送りがてら一枚。

改札を出るとき、僕は吸い込まれた先に無意識に手を伸ばしていた。

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