令和の青

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2021年07月15日

カラヤン広場

カラヤン広場

昨夜は予定通り、サントリーホールに行ってきた。

いつもより早く出勤し、早めに仕事を切り上げ、向かうは六本木アークヒルズ。

電車遅延とかで遅れたら大変と、かなりゆとりを持って向かったので、着いたのは開場前。

サントリーホール前の広場で時間を潰す。

高層タワー『アーク森ビル』のすそのに広がる、この広大なスペースは、サントリーホールの設計にアドバイスを与えた、世界的に有名なオーストリアの指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンに因んで『カラヤン広場』と呼ばれている。

僕は考えてみると、この『カラヤン広場』にて、累計100時間以上の時を過ごしているのだった。

なんていうと、ものすごいクラシックフリークのようだが、僕が用があったのはサントリーホールではなく、この広場で毎週土曜日の朝に行われているマルシェ(朝市)だ。

というのも小学校の同級生が起業していて、このマルシェに出店していた。その友達に頼まれた僕は、8年ぐらい前は毎週のように、車でこのカラヤン広場へと商品を運び、ついでに販売も手伝うバイトをしていたのだ。

この同級生の美人が、起業をした社長のえんちゃんだ。彼女は「あられ」という良く言えば伝統がある、悪く言えば地味なイメージのお菓子を、海外でも好まれるような味やパッケージへと現代的にアレンジした商品を開発・販売していた。

若い女性が起業しているだけでもまぁまぁ珍しいのに、扱っているのは、見たことがないほどに洗練されたモダンな「あられ」。
おまけに彼女は、美男子のフランス人と国際結婚してるときてるから話題性は抜群!よくテレビや雑誌などで紹介されていた。
僕ら小学校同級生のなかでは、いちばん有名人かもしれない。

当時の僕は、たいていはウェブ制作会社の徹夜仕事明けに、このカラヤン広場にきていた。そのため、いつも眠いなぁと思いながら、えんちゃんから「しんぺいちゃんは奥様担当だから!ほら、行って」とか指令を受けて、いかにもお金持ってそうな六本木のマダムへと、あられをせっせと売り込んでいた。

バイトしながら、商品をさんざんつまみ食いしたあげく
「えんちゃんが売ってるもんは乾いてるものばっかりで、もううんざりだよ!もっと水気があるもんが食いてーよ」とかいつも文句言ってたけど、ひさしぶりにあのカマンベール味、食べたいなぁ。ほんとはあれ、めっちゃおしいかったもんなぁ...

なんて想いをはせていると、開場の時間だった。

※2枚目のマルシェの画像は『アークヒルズ』様より、3枚目の同級生の画像は『NIKKEI STYLE』様の記事より、それぞれ利用させて頂きました

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