令和の青

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2021年07月16日

線は細いが「しなる」のだ!

線は細いが「しなる」のだ

先週の日曜、僕の誕生日にあげた記事に対して大きな反響があり、たくさん温かいメッセージ頂き、ほんとうに勇気づけられる思いです。ありがとうございます。

さて、そのお礼からこの新聞の切り抜きがどうつながるか、ですが(笑)
この左手に映る、スーパーの肉売場で品出しをしている男性、実は僕なんです。

僕は6年遅れで大学に入って、6年遅れの新卒として働き始めました。

と書くと簡単な感じですが、そんな得体の知れないヤツが簡単に採用されるわけもなく、エントリーシートまで含めると120社ぐらい落ち、就活はまさに辛酸を舐めまくりました。

当時は、自分ってほんとうに社会から必要がない存在なんだなと感じ、つらかったです。

日本は一度失敗すると、セカンドチャンスを得るのはほんとうに難しい社会なんだと痛感しました。

ところが意外にも、最初から門前払いされる会社ばかりではなかったんです。

というのも就職試験って多くの場合、1次、2次などの途中選考までは【加点式】で、なんらか少しでも見所があれば残しておく。
でも最終選考は転じて【減点式】になるらしいんですね。

使えるものはなんでも使おうと思って『猫びより(のちの猫だものにつながる雑誌)』連載の話など、いろいろアピールしたことが効いたのか、最終面談までは残れることは少なからずありました。でも必ず最後には落とされるんです。
気を持たされた分、「今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます」という不採用通知メールをもらったときには、ほんとにがっかりしましたねぇ。

そんな折、この年から「新卒採用をはじめる」っていう、小売店などに人材を派遣する会社が、新卒を束ねる年かさの存在ってことで、ありがたくも拾ってくれまして。

都内の大型ショッピングモールに配属された僕は、人が足りない時には「代打、自分!」という感じで、今日は精肉売場、明日は鮮魚コーナー、明後日は青果売場だ、みたいな感じで、売場で自ら働いてました。

当時はそんな感じで働きつつ、虎視淡々と自分なりの次の人生ステップアップを見据えて、IT系技術を学ぶための専門学校へと休みの日に通っていました。

さて話は新聞へと戻りますが「次はアルバイトでもいいからウェブ制作会社で働こう。せっかく採用してもらったけど、この仕事は辞めよう」と決心していたところに、狂牛病問題が起こりまして。

大きなショッピングモールだったので、テレビ局やら新聞社やらが、数社取材にきました。

僕は不謹慎にも、自分がここで働いていた痕跡を残したいなぁと、カメラが向けられてる棚へと重点的に品出しをしまして、みごとに『読売新聞』一面へ登場。自分の希望を叶えたのでした。

僕はよく【線が細い】と評されますが、いつもわりとたくましくやっているようです。

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