令和の青

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2021年08月02日

夏の一句

夏の一句

今日は先日もご紹介した『ティール・グリーン』から届いた『コガモ倶楽部』という冊子の話。
そのなかに、自分にとって、とても嬉しい記事が載っていた。

『ティール・グリーン』では、お店のなかに、コガモの投句箱というちいさな箱が設置されており、その季節、その季節ごとの句が募集されている。

そして、この箱のなかに投句された作品は、年齢も性別も関係なく、コガモ句会講師の俳人・土肥あき子さんによって選句される。

『ねぇ、しってる?』の原画展開催時に募集されていたのは夏の句で、その期間に投句された作品が『コガモの投句箱 第12回コガモ賞・準賞』として誌面で発表されていたのだ。

なつのうみ

なみがザバンと

おしよせる

この準賞の句が生まれたとき、僕は真横にいたのだった。

詠んだのは小学2年生の女の子、めいちゃん。絵本の原画のかたわらで、僕らはいっしょに句を考えていたのだ。

「なみがザバンと...この句、めっちゃいいじゃん!」
あのときも僕はすっかり感心し、何回も声に出してこの句を詠んだ。

そしていくら頭をひねっても、これ以上の句が思いつかなかったので、若き才能を前にリタイアを決めたのだった。

いやぁリタイアしてよかった。
またこの句に対しての、先生からのお言葉もよかった。

>めいさんは小学2年生。夏の海の迫力と、大きな波を目の前にした胸の高鳴りが伝わってきました。(コガモ倶楽部第213号より引用)

そうそう!
読み手の目線が、しぜんと幼い子の目線になるのが、この句のいいところだよなぁ...と、すっかり納得しました。たった17文字なのに、俳句って深いですねぇ。

ちいさな俳人さん、この度は掲載おめでとうございます!!

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