令和の青

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2021年08月05日

日本のひなた

日本のひなた

今日のお昼は、宮崎の郷土料理『冷や汁』。

宮崎ときくと、僕のなかでは必ず思い出すと言っていい存在が、ウェブ制作会社に勤務していたころのS先輩。

背が高く、ハンサム。

クールそうな外見とは正反対に、人懐っこい。宮崎出身の九州男児のくしゃっと笑う笑顔は、男女問わず人を惹きつけた。

このS先輩はプログラムコードを読めるが、それ以上に人の心が読めるので、エンジニアから、会社の仕事をまとめてとってくるような営業のエースへの転身。大活躍しているという、プログラマーでは珍しい経歴。

僕が今までに人生で会った人たちのなかで、コミュニケーション能力はほんとダントツだと思う。

余談だが、このS先輩が、制作会社の面談で
「牛乳配達の話していたあいつ、面白そうだから採ってみては!?」と、社長や副社長に僕を推薦してくれたらしい。僕はそれを入社してからだいぶ経ってから聞いた。

そんなアシストがあって、正社員としては落ちたけど、バイトとしてなんとか拾ってもらうことができ、今に続くウェブエンジニア人生の1歩を踏み出せたのだ。

この面談はリーマンショックの直後で、正社員として受かったのは200人以上のなかで1人だけ。僕のようにアルバイトとして採用してもらえたのもわずか9人ほどだった。

そう考えると、僕の人生におけるS先輩の影響力って、そうとうだなぁ...と改めて思う。まぁ影響は、他にもたくさん受けているのだけれど(笑)

宮崎は『日本のひなた』なんて呼ばれてるらしいけど、ほんとそんな感じの温かい人だったなぁ...そんなこと考えながら、冷や汁で、体を美味しくクールダウンして、午後の仕事へと戻った。

S先輩の画像は「モノサシをつくるチカラを持った人をつくる」株式会社モノサス様のブログより、利用させて頂きました。

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